1955-06-20 第22回国会 参議院 予算委員会 第28号
今までデフレーション政策としてほんとうに国民とともに苦難をなめてきたというようなことは、明治十四年の松方内閣におけるところの紙幣の濫発、あるいは昭和五年におけるところの井上蔵相の金解禁問題、外国では、英国におけるところの一九四五年の、経済相のクリップスが、輸出かしからずんば死かというような悲痛な言葉を発しましたあのデフレーション政策というものは、なるほどほんとうのデフレーション政策だと思うのであります
今までデフレーション政策としてほんとうに国民とともに苦難をなめてきたというようなことは、明治十四年の松方内閣におけるところの紙幣の濫発、あるいは昭和五年におけるところの井上蔵相の金解禁問題、外国では、英国におけるところの一九四五年の、経済相のクリップスが、輸出かしからずんば死かというような悲痛な言葉を発しましたあのデフレーション政策というものは、なるほどほんとうのデフレーション政策だと思うのであります
われわれが四、五月暫定予算を審議いたしましたときに、六月暫定予算は組まないと言っていたにかかわらず、三十年度本予算の編成が遅れてここに六月暫定予算が提案せられたのでありますが、三十年度本予算が遅れた重大な原因の第一は、現内閣の財政自主権の喪失という事実に基くものであり、第二は、財源措置を伴わない公約濫発の跡始末ができない事実に基くものであります。
その空費せられた間に、財政的な裏付けも見通しもない選挙公約を濫発して、さて現われたのがこの穴だらけの予算案とあつては、私どもどうしても納得ができません。提案の期日を違約した責任並びに本予算成立の見通しにつき、暫定は出すか出さないか、総理並びに蔵相の確固たる所信をお伺いいたしておきます。 次に伺いたいのは、外交方針についてであります。
このことにつきましては、去る五日の本院におきましても、山下先生の御質問に対して、処方箋料を認めれば、処方箋発行を奨励することを恐れるから、即ち処方箋の濫発を防止するためにはこれは零にしたのだというようなことを、久下局長が答弁しておられるようでありますが、日本医師会では、この意見には全く与し得ないのでありまして、罰則までつけて義務付けたこの処方箋発行の費用を全く認めぬということは、これは筋が通らんではないかと
なお貯炭融資という関係になりますると、いわゆる滞貨金融全般の問題でありまして、この建前が問題でございまするから……併し一方において出炭を適当に調整いたし、投売り、濫発というものを防ぎますためにどうしても金融措置が必要であることはよく認めておるのでございます。従いまして貯炭を如何にするかという処理計画を作られました企業に対しましては生産金融の形において繋ぎ融資をいたす。
○山本説明員 私は先ほど艦給の前にいわゆるという言葉をそれでつけたわけでございまして、言葉を簡単にするためにいわゆる濫給と申したのでございますが、確かに地方の負担分もございますので、そうめつたな濫給、濫発はないと思います。そういう点において幾らか問題があるようでございますので、はつきり払うべきものときまつたものは当然払います。
基本的な考え方といたしましては、もとより労働政策の基本というものは、経済基盤を確立し、わが国の経済を独立させるという根本方策にのつとりまして、その前提としての合理的な労使関係、産業平和の確立ということが根本でなければならぬと存じまするが、このためにいたずらに国民経済的な観点を無視した、ややもすれば行き過ぎたところの労働組合の活動がありとすればその是正、あるいは労働争議の濫発というものも考え直すということが
なお詳細につきましては、議員連盟においてもこのような意見がありますし、それぞれ専門家も意見を持つておりますから、さらに引続いて意見を交換をいたしまして、不当濫発また不当な購入に陥らないようにお願いしたいと思います。
なお委員長の御指摘の中に解雇制限法のことがございましたが、これは西ドイツにおきまして解雇制限法というのがございますのでありますが、これは御承知のことを存じますが、我が国におきましても現在のデフレ下におきまして、デフレに藉口しての首切りというのが非常に濫発せられるというような危険がありとするならば、やはりこれに関しまして社会的に、不当な解雇はできないというような制限を置くことも一つの考え方であると思います
これは一つ、まあ農林委員会としてもたびたび申入をしますけれども、中入の濫発をしているわけじやないので、必ず必要だと思うことだけを中入をしているわけなんですから、而も今度の台風が直接的には大きな被害はなかつたとしても、これがために病虫害の発生の条件が加重されて来ている。
重役たちの人権を無視した言動及び始末書濫発の禁止——重役室に入つて話をするというようなことも、われわれにはあまりないので、直接には多くのことを知りませんが、とにかく相当ひどいことを言つておるのは事実であります。今度争議が始まつてから、夏川工場長のところへ団交に行きましたときも、確かにそれらの事実があるということを感じました。というのは、工場長は、第二組合はどろぼうであるというようなことを言われた。
世間におきましては、この緊縮財政の今日、特に中小企業等の倒産、不渡手形の濫発にあえいでいる現在、こういう国民の血税によつてやる厖大な施設は必要でないというような意見があるかもしれませんが、世界各国の実例、あるいはこの国会図書館も、先ほどの建築部長の御説明でもはつきりしたのでありますが、一般大衆の使用するものがスペースの面からいつても非常に広汎な面積を占めております。
なお現在の桐生市の実情から見ましても、問屋の倒産、これもやはり問屋といたしましても今まで手形取引を大幅に認められておつたために、相当手形を濫発しておる、これを銀行に相当引揚げられるために、手形操作の上において相当に倒産しておる、その問屋の倒産のしわ寄せというものがこれまた繊維業者のメーカーの方にしわ寄せされておるというふうな状態であります。
○中川(董)政府委員 逮捕状の濫発という点につきましては、まことにお説の通りでございまして、そういつた点がないようにいろいろ訓練いたしておるのでありますが、本来この事件につきましては、お示しの通り、日本刀に関連する詐欺事件につきまして大体疏明が出て、しかもこの場合早く逃走のおそれ等も認められましたので、逮捕状を請求したのでありますが、その逮捕状請求の措置等につきまして、日本刀の詐欺事件につきましては
要するに経営の根本をまず改善する、これは運輸省の濫許濫発、それと不良会社の跋扈によつて、先ほど言つた名義貸しによつて撹乱されているのが現状でございます。
この不渡手形の濫発と申しますか、こういうような昨今の現象は素晴しいものだと思うのです。
この不渡り手形の問題は、戦後濫発横行し、このことがちまたに話題となつたのでありますが、もともとこの不渡り手形の増減趨勢というものは、景気変動の重要指標といたしまして、戦前も注意を払つたものでありますが、特に戦後数字が目立ちまして、種々問題を投げかけておりますが、その発生要因の第一にあげられますものは、やはり敗戦によりまして、日本経済の基底が浅くなりまして、軽微な経済変動でも不渡りを誘因する。
そうなりますと、ここでもすでに軍備という言葉を使つてもおりますし、それから防御力しかもそれは防衛武装能力というふうな解釈になつて来ておつて、ミリタリイまたはアームという言葉が盛んにあつちこつちで濫発されるようになつて来ておりまして、それをも内容とする防衛、事衛の手段ということになりますと、明らかにこれはその規模の大小いかんにかかわらず、今度自衛隊は対外戦争に応ずるということになりますならば、これは明
で財政の極めて窮乏しておりましたときに、松方蔵相が就任せられましたが、このときには太政官札以下六種の不換紙幣の発行がありましたのと、西南戦争によつて紙幣が非常に濫発せられておつた。明治十一年末には一億三千九百余万円の巨額の紙幣の発行というものがあつたのであります。